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  録音ブース作り『床の防音施工』

  
  天国への階段!?
  ではなく屋根裏部屋への階段です
  上がってみると・・・

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  こんな感じです~
  
 
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  沢山の荷物を片付けて
  屋根裏部屋は空っぽ

  な~んにもありません
  フィックス窓に、蛍光灯が一つ
  全面ベニヤ張りです
 
  この部屋がどう変身するか・・・楽しみです ^O^)

  全面ベニヤ張りですので
  剥がすのはもったいない
  利用して行きます

  まず手始めに、床の防音工程1番
  遮音シートを張って行きます 

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  遮音シートは、最初ネットで取り寄せしたのですが
  ケンデポプロでも同じか
  少し安く買えることが分かりましたので
  追加分は建でポプロで購入しました

  しかし・・・重い重い
  高比重物質配合リサイクル塩ビ樹脂シート
  と言うのだそうですが
  高比重物質は鉛などの金属の様です
  防音機能は、比重が高ければ高いほど
  良いので、この重さ
  きっと効果が有るでしょう ^O^)
  3階へ持って上がるだけでも一苦労です

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  カッターを使ってカット
  タッカーを使って床のベニヤに止めていきます

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 大変なのは重さだけで
 施工自体は簡単です
 カッターでカンタンに切れます

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 継ぎ目に高気密テープを張って完了

 次にネダ
 45×45mm角を張ってゆきます

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 間隔は、450mmピッチとしました
 構造用合板を上から貼りますので
 強度的にも特に問題ないと思い施工しましたが
 ここは、定石どうり303mmの尺ピッチの方が良かった
 と思います。
 合板を貼ってから感じたのですが
 何か頼りないです

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 100mm厚のグラスウールの断熱材を施工しました
 スタイロフォームなども検討しましたが
 防音材、吸音材としてはグラスウールの圧勝のようです
 100mmとなるとさすがのボリュームで
 施工も少々手こずりましたが
 床材との間に空気層ができ
 防音&断熱効果アップが期待出来ます。
 
 今回は断熱材用のグラスウールですので
 防音専用のものと比べると密度は全然低いようです
 防音用の高密度の物もいつか試してみたいですね・・・ ^O^)
 チクチクにはご注意下さい
 
 次に、ウレタンチップ圧縮タイプウレタン吸音材
 10mm厚の施工をします

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 この吸音材、ギターキャビネット作りの際
 キャビネット内の吸音材としてテスト済み
 超デッドになるのがわかっていましたので
 採用しました。
 安いのに、なかなかの性能なんです
 また、床材との間に入れることにより
 振動を抑える効果も期待できます
 高気密テープの施工も忘れずに行いました

 構造用合板12mm厚の施工を行います
 フローリング仕上げには必須です

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 ビス止め前に仮に並べて見ました
 針葉樹系の合板ですので、ラワンベニヤなどよりは柔らかく
 音響特性も好みです ^^
 節いっぱいの荒々しい見た目なんですが
 見た目も好きですね~
 構造用合板の表し仕上げも好みです ^O^)
 まあ、私の好みはどうでも良いのですが・・・

 床下地が出来上がったので
 壁と天井の防音施工を開始
 まず、遮音シートの施工を行いました
 
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 しかし重い!
 床どころの騒ぎでは有りません
 タッカーで仮止めする事すら
 1人では困難な状況
 差し上げるのが大変大変
 そこで、仮止めだけ
 息子ちゃんに助けを求めました ^_^;

 
 壁の施工をしながら
 床の頼りなさが気になって来ました
 所々フワフワする?
 ビシッとした感じかない
 ダメだこりゃ~  ノД`)
 
 なんか良い手はないかな~と
 色々と調べてみると
 防音施工の1つとして
 床施工でも構造用合板の上に
 石膏ボードを貼り付ける方法が
 有る事を知りました
 
 早速12.5mm厚の石膏ボードを貼りました

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 オ~
 床がしっかりしました・・・やった~~ 
 さらに、合板の響きも消えて
 防音効果も上がった様に感じます
 ビシッ!としました
 
 予定外の施工でしたが
 これは成功ですね ^ω^
 
 怪我の功名と言う奴です・・・

 天井にも重い重い遮音シートを貼り付けました
 勿論、息子ちゃんにヘルプをお願いした事は
 言うまでもありません。(自力じゃ無くなってる?)

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 重い暑い!!
 フィックス窓で換気できない上
 季節は夏
 汗だくです



 壁を起こす前に、床の仕上げ
 パイン材の無垢の集成材15mmを
 貼り付けてゆきます。
  
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 床鳴りがしないようにと
 ウレタンボンドと床用ビスを使い施工しました
 が・・・

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 入り口付近の床がかなりキーキーと鳴ります
 
 ヤバイ~!!

 原因は、入り口の建具枠とフローリングの接触に
 よるものでした
 人が歩く重さにより
 枠やフローリングが微妙にたわみ
 ギリギリに切ったフローリングのヘリと接触して
 キーキ-鳴っていました。
 
 巾木を設置するなら
 フローリングはギリギリに切らずに
 少々隙間が有るくらいが良いと
 建築の施工要領書に書いてあります

 やっぱり・・・その通りです ^O^)

 余分に時間が掛かってしまいました
 建具枠下にネダを這わしてたわみを押さえ
 ビスで何ヶ所か固定すると
 床鳴りは収まりました