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 『なぜ録音ブースが必要なのか?』

  パソコンやソフトの性能が上がり誰でも簡単に
  良い音づくりを楽しめる時代になりました。

  しかし、いくら頑張ってもなかなか埋まらないプロ
  との溝があるのも確かです!
  なぜなんだろう?と行き着いた先が
  録音ブースづくりなんですが・・・

  録音ブースをつくってみて今感じる事は
  今まで、とんでもない所で録音やミックスを
  していたなと言う事です。

  録音時には勿論、ノイズや外部からの音などが
  まずいのは分かっていましたが
  案外わかっていなかったのはミックス時の
  まずさです・・・

  ミックスとは、録音した音をスピーカーで確認しながら
  奥行きや音量、左右の場所を決めてまとめる作業

  普通にマイルームで作業をしていたのですが
  録音ブース&ミックス部屋のアコースティック環境
  を整えた部屋で作業をしてみると
  それがとんでもなく危険だった事が分かりました

  部屋の左右の環境が違えば
  スピーカーからの聞こえ方が変わってしまうのです
  キチンとしたミックスをしようと思えば
  聞こえ方が平均化した部屋でないとダメなんですね

  そして低音の聞こえ方
  チューニングを施した部屋で聞いみて
  今までのヤバさがわかりました

  心の声です・・・
  「これじゃ~なかなか難しいはずだわ~」
  「ヘッドホンにスピーカーは勝てないと
   思ってたけどヘッドホンは、スピーカー
   に勝てないじゃん!」
    スピーカーがヘッドホンを逆転しました

  私の場合はオーディオマニアでは無いので
  スピーカーもヘッドホンもモニター用
  スピーカーはヤマハNS-10、ヘッドホンは
  ソニーのMDRーCD900STです

  キチンとした部屋では、音の立体感や厚み
  そして明瞭性が上がります

  明瞭性はヘッドホンの得意領域ですが
  その他はヘッドホンでは越せない領域ですね

  その明瞭性までもが越した!?
  ほんまにここまで変わる!?
  参りました~
  そんな感覚なんです     

  音をつくる者だけでなく
  リスニングされるオーディオマニアの方も
  驚くほど音が変わる事間違いなしですね !

  逆に、部屋のアコースティック環境を
  整えなければ
  どんなに良い機材を使っても
  どんなに良いオーディオ機器を使っても
  宝の持ち腐れになる事間違いなしですね


  これからの、良い音生活の1歩に
  私の記事も、ぜひ参考にしてください。